異性の子育てに向き合うパパの挑戦

一男一女、2人の子をもつ、いもパパ(@househusband88)です。
僕たち夫婦はどちらも、2人兄弟/姉妹で育ちました。僕は長男で、妻は次女。こうした経験から、「『きょうだい』がいるといいよね!」という共通認識で、「子ども2人授かりたい!」というのが夫婦の願いでした。
幸いにも「2人の子ども」を授かることができました!
第一子は男の子、第二子は女の子です。

男兄弟で育った僕にとって、「女の子」という異性をどのように育てていくのかは未知の世界…
今回の記事では、息子(4歳)と娘(2歳)の育児に奮闘する中で経験した、成功体験や失敗談をご紹介しながら、わが家のパパと子どもとの向き合い方のコツについてまとめていきます!
パパスイッチ、オン!

第一子:長男誕生
長男が生まれるタイミングで自治体が発行していた「イクメンスイッチ!オン!」のような冊子を妻から手渡され、

子どもが小さいときに、どれだけ父親がお世話をしてくれたか・遊んでくれたかで、発達に大きく影響するからね!
パパが育児をすると…こどもに良いこと5つ
パパ スイッチ オン! ぎふ イクメンへの道 岐阜県 父子手帳[2024.03.13更新]
- ママが楽になって、ママと子どもの関係がよくなり、ママのパパへの愛情も深くなる
- パパが育児をすると子どもの自己評価が上がって、生きる力が育つ
- パパがほめると子どもが学校や社会に出る勇気になる
- パパとからだを使って遊べば、子どものからだが丈夫になる
- パパにきちんとしかってもらうと、子どもはルールを守る

この冊子はリンク先からPDF形式で見れます!
妊娠期・出産期・育児期に分けて、父親の役割や妻へのサポート方法などが、イラスト付きでわかりやすく紹介されているので、おすすめですよ〜!
男の子の育児 実践
長男は同性のため、躊躇することなく、はじめから育児参加できました。
- おむつ替え
- 入浴
- 抱っこ
- あやすこと
1歳ころに立てるようになり、よちよち歩きできるようになり、スムーズに歩けるようになり…と、どんどん成長していくと、からだを使って積極的に遊ぶようになりました。
2歳になる頃にはストライダーや公園の遊具など、外遊びや自然に触れることを心がけていました!

屋内では、ジャングルジムと滑り台が一体型になった遊具を購入して、天候が悪いときにも「からだを使った」遊びができる環境を整えました。
おんぶや肩車、お相撲などで直接ふれあうことを好んでいた息子が、特にお気に入りだったのが「足抜き回り」!

すごーい!!!いもたろう!とほめると、「もう1回(エンドレス笑)」と何回もチャレンジすることに!
その結果、鉄棒でも「足抜き回り」ができるようになっていました。
異性を育てることへの不安

第二子:長女誕生
長男の子育てを2年間経験。育児にそれなりの自信を持っていたころに、第二子の妊娠がわかりました。
夫婦ともに口では「性別はどちらでもいいから、元気に生まれてきてほしいね!」と言うものの…
第二子の性別が「女の子」と判明し、嬉しい反面、不安に感じていたことも…
「女の子」という未知なる異性の育て方についての不安

思春期になって、「おやじ臭い!」「洗濯物一緒に洗わないで!」とか言われた日には、絶対立ち直れない…

大丈夫よ!私たち姉妹は、どちらもお父さんが大好きで、パパが不安に思っているような酷いことはしなかったよ!
小さいときにたくさん遊んでもらったからだと思うし、いもたろうのときみたいに、積極的におむつ交換からがんばってね!!
何か不安ごとがあると、いてもたってもいられず…。関連書籍にあたる癖がある僕(笑)
父と娘、もしかすると、この世で一番深い「男と女の縁」なのかもしれない。男として生きる以上、娘を持てたことは、神様のギフトである。…父の愛が時を超えて、娘の心をつかんだ…
父の愛は、時間差で追いかけてくる。自分がその年になって、しみてくる何かだ。娘は年齢を重ねるごとに、父の愛を拾っていく。
「今の娘」が父を嫌っていたとしても、何ら気にすることはない。父は、毅然と、娘を照らし続ければいい。
…父の愛は、娘の一生を守る。
黒川伊保子(2020)娘のトリセツ.株式会社小学館:東京.
自分の子どもとはいえ、異性。どのように接すればいいかは未知。
しかし、愛情をもって接し続けていった結果、
現在の娘(2歳7ヶ月)のパパへの対応の変化
できる限り授乳を続けたいと言っていた妻。
育休を終えて復職し、娘が2歳4ヶ月になった頃には、

パパと子ども2人で1週間帰省するタイミングで、卒乳しようかな!寝るときに安心するのが目的で、咥えていただけだし。
わたしもそろそろ韓流見ながら、チャミスル飲みたいし!笑
最後の一言には「おい!笑」とツッコミたくなりますが、僕自身が酒飲みですので…笑
こうして、飛行機を使って子ども2人を連れて、1週間実家に帰省。ことあるごとに、

ママがいい!パパいや!

恐れていたことが…
積極的におむつ替えポイントを貯めていたのに…泣
ばぁば(僕の母)の活躍もあり、娘はママ不在という試練?を1週間乗り越えました。
「魔の2歳」とも表現される時期ですが、2歳6ヶ月を過ぎたころから、ママがみえなくなるとすぐに泣く状態は減っていきました。
ここ1ヶ月にいたっては、

パパがいい〜!
パパと一緒にねんねした〜い!

(「異性×娘」に不安100%だったくせに)
むちゅめ、超絶かわいんですけど〜嬉泣
いいことだけではなく、
長男のケア

しつけとバランス
さきほど紹介した”パパ スイッチ オン!”でも書かれていたとおり、育児のなかでは、「ほめる」だけではなく、「しかる」ことも必要です。
息子と娘の年齢や理解度を考慮して、接しているつもりです。
が、先日、息子から

どうして、いもち(妹)にだけ、優しくて、
いもたろう(息子)にだけ、いつも厳しいの?泣
と、考えさせられるエピソードが。

「年齢や理解度を考慮して」ってのは『大人の理屈』だよな…
そんなこと、本人にはわからないし、
現に「対応の差」を感じさせてしまっていたことに反省しました…
親と子の1対1の時間で「特別感」を感じてもらう
パパ×息子(=ママ×娘)の時間、パパ×娘(=ママ×息子)の時間という、どちらかの親がどちらかの子どもと1対1の時間を共有することを、わが家では「デート」と呼んでいます
2週間に1度ぐらいの頻度、もしくは、どちらかの子がストレスを抱えていそうなときに、この「デート」という特別イベントが発生します。

子どもたちにとっては、どちらかの親を「独り占め」できるので、この「デート」は大好評です!
子どもたちは「パパorママ〜、次のデートどうする〜??」みたいな感じで、とても楽しみにしている様子です!
まとめ
女の子という異性の子育てに、はじめは不安を感じていました。パパであれば、多かれ少なかれ通る道ではないでしょうか?
息子と娘の子育てを通じて感じたのは、
そして、父親である僕ができることは、
はじめは知識でしかなかった“父親の役割”も、試行錯誤しながら育児を実践していく中で、パパ自身のレベルも子どもたちに上げてもらっているんだなと実感しました。
少しでも参考になるところがあれば幸いです。シェアしていただけると嬉しいです!